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- ピラティスのポーズ一覧!基本動作の目的と注意点をやさしく解説

ピラティスのポーズ一覧をまとめて把握しておくと、レッスン前や自宅で動きを確認するときに役立ちます。体勢別に代表的な動きを整理することで、どこから始めればよいかのイメージが持ちやすくなります。それぞれの動きには目的や注意点があるため、形をまねるだけでなく、何のための動きかをあわせて理解することが大切です。初めての方も、まずは全体像を把握するところから始めてみましょう。

【ピラティスのポーズ一覧】仰向けで行う代表的な動き
床に背中をつけて行う動きは、比較的身体を安定させやすい体勢として知られています。ピラティスの入門として取り組まれることが多く、体幹の使い方や背骨の動かし方を意識する練習として活用されやすいです。ただし、首や腰に痛みや不快感がある場合は、無理に続けず可動域を小さくするか、専門家に相談するようにしましょう。
仰向けで行う代表的なピラティスのポーズ一覧は次のとおりです。
- ペルビックカール
- ハンドレッド
- シングルレッグストレッチ
- デッドバグ
それぞれの目的と取り組む際のポイントを順に見ていきましょう。
ペルビックカール

仰向けで膝を立てた状態から、骨盤をゆっくり持ち上げて背骨を一つずつ床から離していく動きです。背骨全体を順番に動かす意識を持ちやすく、体幹や背中まわりの感覚に気づくきっかけになることがあります。
動かす際は腰を強く反らせないよう意識することが大切です。高さを出すことよりも、背骨の流れをなめらかに保つことを優先しましょう。骨盤を持ち上げたときに腰に強い痛みを感じる場合は、無理に続けず動きを止めてください。
なお、腰部に既往がある方が骨盤を持ち上げる際は、状態によっては負担がかかる可能性があります。どの程度動かしてよいかは、医師に相談しましょう。
A;「骨盤から順番に背骨を持ち上げていくイメージで…」「背骨を一つずつマットからはがしていきましょう」など、イメージしやすい言葉でお伝えしています。 実際に一つずつ正確に動かそうとするよりも、「背骨を長く使う」「順番に動かしていく」ことを意識するだけでも十分です。繰り返しレッスンを受ける中で、少しずつその感覚がつかめるようになります。
ハンドレッド

仰向けで両脚を持ち上げながら頭と肩を少し起こし、腕を細かく上下に動かすピラティスの代表的な動きです。腕の動きに合わせて呼吸を続けながら、体幹の安定を保つ練習として知られています。
首や肩まわりに力が入りすぎると感じたときは、頭を床に下ろしたまま脚だけを持ち上げた状態から始めるのも一つの方法です。腕を大きく動かすことよりも、体幹が安定した状態を保つことを優先してみましょう。呼吸が止まってしまいやすい動きでもあるため、意識して息を続けることが大切です。
また首がつらい場合でも、ピラティスジムにあるリフォーマーのヘッドレストを上げた状態からなら、楽に実施できる場合があります。
シングルレッグストレッチ

仰向けで頭を少し持ち上げながら、片脚を引き寄せてもう一方の脚を伸ばす動きです。脚を交互に切り替えながら、体幹が安定した状態を保てるかを確認するのに使われることがあります。
腰が反りやすい方は、伸ばす脚の高さを少し上げることで腰への負担を和らげられる場合があります。骨盤を後傾させることも、反り腰の防止になります。
また、首や肩に力が入りやすい場合は、頭を下ろした状態で脚だけを動かすことから始めてみてください。
痛みや強い不快感がある場合は、無理せず動きを止めましょう。
デッドバグ

仰向けで両腕を天井に向けて伸ばし、膝を90度に曲げた状態から始めます。対角線上にある手と足をゆっくり同時に伸ばし、体幹が安定した状態を保つ練習として使われます。
動きの中で腰が床から離れないように意識することが大切です。反動をつけず、できるだけゆっくりとコントロールしながら動かすことで、身体の安定を確認しやすくなります。手か足のどちらかだけを動かすところから始めても構いません。
シングルレッグストレッチで腰が浮いてしまう方には、いくつかの理由があります。 腹筋の力がまだ十分でない方やハムストリングスが硬い方には、頭を上げずに脚をマットの上で滑らせるように動かしたり、脚を天井方向へ伸ばして負荷を軽くしたりすることがおすすめです。 「腰がマットから浮かない範囲で動きましょう」とお声がけし、正しい姿勢を保てる範囲で行うことを大切にしています。
【ピラティスのポーズ一覧】うつ伏せ・横向きで行う代表的な動き
うつ伏せや横向きの体勢で行うピラティスの動きは、背中側や身体の側面の感覚に気づきやすい特徴があります。日常生活ではあまり意識しない方向への動きを経験することで、姿勢や動作のバランスを確認する機会になることもあります。腰や首に不安がある場合は、可動域を小さめに調整するか、事前にインストラクターへ相談してみましょう。
うつ伏せ・横向きで行う代表的なピラティスのポーズ一覧は次のとおりです。
- スワン
- スイミング
- サイドキック
- クラム
それぞれの特徴と注意点を順に確認しましょう。
スワン

うつ伏せの状態から両手を肩の横あたりについて、胸を床から持ち上げるように背骨を伸ばす動きです。背中側の感覚に気づきやすく、胸を開く意識を持つ練習として使われることがあります。
腰を強く反らせることが目的ではなく、背中全体を長く使いながら胸の高さをなだらかに上げていくイメージが基本とされています。背中の一か所だけが盛り上がる感じや、腰に強い圧迫感がある場合は、高さを抑えるか動きを止めましょう。
腰椎に不安がある方は無理に体を上げようとせず、動きの丁寧さを意識してみてください。
初心者の方には、「頭のてっぺんを前に長く伸ばしながら胸を開いていきましょう」とお伝えし、腰だけで反らないように声がけしています。 また、肘は完全に伸ばし切らず、少し余裕を残した状態で動いていただくことで、腕で無理に押し上げるのではなく、背中全体を使いやすくなります。
スイミング

うつ伏せで手足を床から少し持ち上げ、対角線にある手と足を交互に上下に動かす動きです。背中側の筋肉を使いながらバランスを保つ練習として、ピラティスではよく取り入れられます。
大きく動かすことよりも、安定した体幹を保ちながら呼吸を続けることを優先しましょう。呼吸が止まりやすい動きのため、一定のリズムで息を続けることを意識してみてください。首に力が入りすぎる場合は、額を床につけたまま手足だけを動かすことから試す方法もあります。
初心者の方には、「腕や脚を高く上げることよりも、呼吸を止めず、小さく一定のリズムで動かしましょう」とお伝えしています。 また、「お腹で身体を支えながら、手足を遠くへ伸ばすイメージです」とお伝えすることで、勢いに頼らずコントロールしながら動きやすくなります。
サイドキック

横向きに寝て上側の脚を前後に動かす動きです。体幹と骨盤の安定を保ちながら脚を動かす練習として使われることがあります。
骨盤が前後に倒れすぎないように安定させることが優先事項です。脚を大きく振ることよりも、身体全体の位置を保てる範囲で動かしましょう。首や下側の肩に力が入りすぎる場合は、寝る角度や腕の位置を調整してみてください。
骨盤が動いてしまう方には、「腰骨が前後に倒れないように、おへそは正面を向けたまま動かしましょう」とお声がけしています。 また、「脚を高く上げることよりも、骨盤を安定させることを優先しましょう」とお伝えし、必要に応じて脚を動かす範囲を小さく調整することもあります。動きを小さくしても、体幹を使って骨盤を安定させる感覚を身につけることが、正しいフォームにつながります。
クラム

横向きに寝て膝を曲げ、足をそろえたまま上側の膝をゆっくり開く動きです。股関節まわりのコントロールを意識する練習として、ピラティスでよく取り入れられます。
大きく膝を開くことよりも、骨盤や腰がぶれないように安定を保つことを優先しましょう。身体が後ろに倒れてしまう場合は、開く角度を小さくするところから始めてみてください。股関節に痛みや引っかかりを感じるときは、無理に続けず専門家に相談しましょう。
クラムでは、「膝を高く開くこと」よりも、「骨盤が動かない範囲で開くこと」が大切です。 そのため、「骨盤が後ろに倒れそうになったら、そこが止める目安ですよ」とお伝えすることが多いです。開く角度には個人差があるので、無理に大きく動かす必要はありません。骨盤を安定させたままお尻の横の筋肉に効いている感覚を意識していただくことで、正しいフォームで行いやすくなります。
【ピラティスのポーズ一覧】座位・四つ這いで行う代表的な動き
座った状態や四つ這いで行う動きは、背骨や肩まわりの動かし方を確認しやすいのが特徴です。床に置いた手や座骨の感覚を手がかりに、自分の姿勢を意識するきっかけになることもあります。柔軟性に不安がある場合は、無理に形を合わせようとせず、動ける範囲で行いましょう。
座位・四つ這いで行う代表的なピラティスのポーズ一覧は次のとおりです。
- キャットストレッチ
- マーメイド
- ロールアップ
- スパインツイスト
それぞれの動きのポイントを順に確認しましょう。
キャットストレッチ

四つ這いで背骨を丸める動きと伸ばす動きを交互に行う基本動作です。背骨が動いている感覚に気づきやすく、動きの準備として取り入れられることが多い動きとして知られています。
首だけで動かすのではなく、背中全体の流れを追うように意識することが基本とされています。吐く息で背骨を丸め、吸う息でなだらかに伸ばすというリズムがよく使われます。勢いよく動かすのではなく、動きをゆっくり追うことを優先しましょう。
初心者の方には、「頭から動くのではなく、おへそをのぞき込むように背中を丸めていきましょう」「背骨を一つずつ天井へ持ち上げるイメージです」とお伝えしています。また、首だけを動かそうとせず、お腹を軽く引き込みながら背中全体を丸めたり反らせたりすることを意識していただくよう声がけしています。大きく動くことよりも、背骨全体がなめらかに動く感覚を味わうことを大切にしています。
マーメイド

座った状態で片腕を横に伸ばしながら、体側を伸ばす動きです。座位で身体の側面を使う感覚を得やすく、呼吸と組み合わせながら行われることが多い動きです。
座骨が床から浮きすぎる場合は、伸ばす幅を小さくして調整しましょう。無理に遠くまで手を伸ばそうとすると、骨盤の位置が乱れやすくなります。呼吸が止まってしまう場合は、動く幅をさらに小さくして、まず呼吸しやすい範囲で行ってみてください。
骨盤が浮いたり傾いたりしやすい方には、「両方の坐骨でマットを押すように座りましょう」とお声がけしています。それでも安定しにくい場合は、無理に大きく倒れず、可動域を少し小さくしていただくこともあります。大きく動くことよりも、骨盤を安定させたまま脇腹が気持ちよく伸びる感覚を大切にしていただくことで、正しいフォームで行いやすくなります。
ロールアップ

仰向けの状態から背骨を一つずつ起こし、座った状態まで移行する動きです。背骨を順番に動かす意識を保ちながら行うことで、体幹や背中まわりの使い方を確認する練習として使われます。
勢いをつけて起き上がろうとすると、背骨を順番に動かす感覚が得にくくなります。起き上がりにくいと感じる場合は、膝を少し曲げることで調整できる場合があります。
なお、腰痛がある方は腰の筋肉が緊張していることが多く、無理に反動を使って起き上がろうとすると腰に負担がかかってしまいます。動ける範囲で丁寧に動くようにしましょう。
スパインツイスト

座った状態で背骨をねじる動きです。背筋を伸ばした状態を保ちながら左右に少しずつ回旋し、呼吸と組み合わせて行われることが多い動きです。
反動をつけて大きく回そうとするよりも、背骨を長く保ったまま小さく動かすことを優先しましょう。骨盤が傾いたり浮いたりしないよう、座骨で床をしっかり感じながら行うことが基本とされています。首や肩だけで動かさず、背骨全体でねじる感覚を意識してみましょう。
「頭のてっぺんを天井に引き上げながら、背骨を長くしてねじりましょう」とお伝えしています。また、「骨盤は正面に残したまま、みぞおちから上だけを回すイメージです」と声がけすることで、骨盤が一緒に動きにくくなります。ねじる角度よりも、姿勢を長く保ったままコントロールして動くことを意識していただくようお伝えしています。
ピラティスのポーズに取り組む前に確認したい安全面のポイント
ピラティスのポーズ一覧を参考に自宅で動きを試してみようと思う方は、あわせて基本的な安全面を確認しておくことをおすすめします。ピラティスは身体の使い方に意識を向ける運動ですが、だからこそ自己判断による無理な動きは避けることが大切です。ここでは、特に初心者の方が気をつけたいポイントを整理します。
確認しておきたい安全面のポイントは以下の3点です。
- 痛みやしびれがあるときは中止して相談する
- 反動をつけず、呼吸を止めない
- 動画だけで不安な動きはレッスンで確認する
それぞれについて詳しく見ていきましょう。

痛みやしびれがあるときは中止して相談する
動きの途中で強い痛みやしびれを感じた場合は、すみやかに動きを止めてください。「少しの痛みなら大丈夫」と自己判断して続けることは、症状を悪化させる可能性がある場合があるため注意が必要です。
妊娠中の方、術後でリハビリ中の方は、医師から許可が出てから取り組みましょう。また、今まで運動でめまいがする、気持ちが悪くなるなどがあった方は注意が必要です。痛み・不快感は基本的に我慢すべきではありません。
ピラティスを安全に続けるためには、自分の状態に合った動き方を確認することが出発点になります。
反動をつけず、呼吸を止めない
ピラティスの動きは、速く大きく動くことよりもコントロールしながら動くことが基本とされています。反動をつけて勢いよく動こうとすると、意識すべき部位ではなく別の部位に負担がかかる場合があります。
呼吸を止めないことも大切なポイントです。動きに集中しすぎると無意識に息を止めてしまうことがありますが、呼吸を続けることで動きのリズムを整えやすくなります。最初のうちは動きの幅を小さくして、まず呼吸を続けることを優先してみましょう。
動画だけで不安な動きはレッスンで確認する
動画や記事でピラティスの動き方を確認することは、全体像を把握するうえで参考になります。ただし、自宅での自己流実践だけではフォームのずれや身体の癖に気づきにくい場合があります。
特に「この動きが合っているか分からない」「やってみたが首や腰に力が入る気がする」と感じたときは、インストラクターに確認してもらうことをおすすめします。レッスンでは自分の身体に合った動き方の調整を受けやすく、疑問をその場で解消しやすいという利点があります。
ピラティスのポーズ一覧に関するよくある質問
ピラティスのポーズ一覧を見た方から寄せられることが多い疑問について、基本動作と安全面を中心に補足します。ここでは特に初心者の方が気になりやすい質問を3つ取り上げます。
よくある質問は以下のとおりです。
- ピラティスの代表的な動きはどれから覚えるとよいですか?
- 身体が硬い人でも基本動作に取り組めますか?
- 動画を見ながら一人で行ってもよいですか?
それぞれについて確認しましょう。
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A.
!ピラティスの代表的な動きはどれから覚えるとよいですか?を説明するPilates Meeの記事内画像
はじめての方には、仰向けや四つ這いなど比較的身体を安定させやすい体勢の動きから取り組むことが多いです。ペルビックカールやキャットストレッチのような動きは、身体の感覚に気づきやすく、入門として使いやすいとされています。
無理に多くの動きを一度に覚えようとするよりも、少ない動きを丁寧に繰り返しながら感覚をつかんでいく方が、続けやすい場合があります。身体に不安がある場合は、自己判断で進めるよりもインストラクターに相談しながら適切な動きを確認することをおすすめします。
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A.
可動域が小さい状態や柔軟性に不安がある場合でも、動ける範囲で取り組める動きが多くあります。たとえばロールアップであれば膝を曲げて調整するなど、身体の状態に合わせて動き方を変えられる場合があります。
ただし、痛みを感じながら無理に形を作ることは適切ではありません。動きにくさを感じたときは可動域をさらに小さくするか、専門家に確認してから進めましょう。
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A.
動画を参考に動きを確認することは、全体のイメージをつかむうえで一つの方法です。ただし、一人で行うとフォームのずれや身体の癖に自分では気づきにくい面があります。
簡単に見える動きでも、特定の部位が使いにくいまま続けてしまう場合があります。首や腰に力が入る、呼吸が止まってしまうといった傾向がある場合は、一度レッスンで確認してもらうと安心です。無理のない範囲で取り組みながら、不安な動きはインストラクターに相談しましょう。
ピラティスの基本動作を知って、自分に合う一歩を選びましょう
ピラティスのポーズ一覧を体勢別に整理すると、仰向け・うつ伏せ・横向き・座位・四つ這いと、さまざまな方向から身体の使い方を確認できることが分かります。それぞれの動きには目的があり、いきなり難しい動きを目指すよりも、目的を理解した上で自分に合う動きから始めることが大切です。
痛みやしびれがある場合、あるいはどの動きから始めてよいか分からない場合は、一人で判断せず専門家への相談をおすすめします。ピラティスは継続して取り組むことで、身体の使い方への意識が少しずつ変わると感じる方もいます。まずは基本的な動きの全体像を把握し、自分のペースで無理なく取り組んでみましょう。
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