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ピラティスは生理中でもできる?体調別の判断と注意点を解説

作成日:2026.06.30
更新日:2026.07.02
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ピラティスは生理中でも、体調がよければ無理のない範囲で実施できる場合があります。ただし、痛みや出血量、眠気、だるさは人によって異なるため、いつも通りに参加する必要はありません。

この記事では、生理中にピラティスを行うか迷ったときの判断基準や、レッスン前の準備、控えたいサインについて解説します。体調を最優先にしながら、参加する日・休む日・相談する日を選ぶための参考にしてください。

難波 郁美
難波 郁美
ピラティスインストラクター
Pilates Meeブログ運営・執筆者
Pilates Meeではインストラクターの指導に加え、バックオフィス業務や研修、記事執筆を担当。現場での経験やお客様の声をもとに、ピラティスが初めての方でも安心して取り組めるような情報発信を心がけています。

ピラティスは生理中でも体調がよければ無理のない範囲で実施できる

ピラティスは生理中でも体調がよければ無理のない範囲で実施できるを説明するPilates Meeの記事内画像

生理中にピラティスをするかどうかは、一律に決めるものではありません。Office on Women’s Healthでは、生理中でも体調に応じて運動できる場合があると紹介されています(※1)。

大切なのは、「生理中でもできる」と考えすぎず、その日の体調を見て強度を下げることです。痛みが強い日や不安が大きい日は、休む選択も体調管理の一部と考えましょう。

生理中に参加を考えるときのポイントは、以下のとおりです。

  • 痛みが軽く日常生活に支障がない日は実施可能
  • 量が多い日や眠気が強い日は休むべき

まずは「今日の体調で安全に動けるか」を確認したうえで、無理のない判断につなげましょう。

(※1)参考:Office on Women’s Health「Physical activity and your menstrual cycle

痛みが軽く日常生活に支障がない日は実施可能

腹痛や腰の重さが軽く、日常生活に大きな支障がない日であれば、強度を下げて参加を検討できます。体が重い日は、普段と同じ回数や負荷をこなそうとしないことが大切です。

たとえば、動作の回数を減らす、キープ時間を短くする、休憩を増やすといった調整があります。レッスン中に痛みや不快感が強くなった場合は、途中で休んでも問題ありません。

「できるかどうか」だけで判断せず、「無理なく終えられそうか」を目安にしましょう。少しでも不安がある日は、インストラクターに体調を伝えてから始めると安心です。

Q
生理中や体調不良を詳しく話しにくい会員さんに、現場ではどのような一言で共有してもらうと調整しやすいですか?
インストラクター
Pilates Mee 難波

「今日は無理のない範囲で動きたいです」「ストレッチメインでお願いします」など、一言だけでもお伝えいただければ、その日の体調に合わせて負荷や種目を調整しています。 詳しく話す必要はないですが、些細なことでも共有していただけると、安心してレッスンを受けていただけます。

量が多い日や眠気が強い日は休むべき

出血量が多い日や、眠気・だるさが強い日は、レッスンを休む判断を優先しましょう。集中しづらい状態で無理に動くと、体にも気持ちにも負担がかかりやすくなります。

「予約しているから行かなければ」と思う方もいるかもしれません。しかし、体調がつらい日に休むことは、継続をあきらめることではなく、次のレッスンに向けて整えるための選択です。

生理中は日によって状態が変わります。量が多い日や強い眠気がある日は休息を選び、落ち着いてから無理のない範囲で再開しましょう。

生理中にピラティスを控えるべきサイン

生理中にピラティスを控えるべきサインは、強い痛み、多い出血、めまいや吐き気などです。こうした不調がある日は、運動よりも休息を優先してください。

見送る目安は、以下のとおりです。

  • 強い下腹部痛や腰のつらさがあるとき
  • 出血量が多く漏れが心配なとき
  • めまい・吐き気・貧血感があるとき

症状を我慢して参加する必要はありません。毎月のようにつらさが強い場合や、いつもと違う不調がある場合は、婦人科などへの相談も検討しましょう。

強い下腹部痛や腰のつらさがあるとき

強い下腹部痛や腰のつらさがある日は、ピラティスを控えることをおすすめします。動くことでつらさが増す場合があり、レッスンに集中することも難しくなります。

ACOGでは、生理痛が強い、いつもよりつらい、毎月の生活に影響している場合は、相談が大切だと案内されています(※1)。痛みが強い状態で無理に動くより、まずは休んで体調を確認しましょう。

痛みが毎月続く場合や、普段と違う痛みを感じる場合は、ピラティスの参加判断とは別に婦人科などへ相談してください。運動で様子を見るのではなく、体のサインを軽く扱わないことが大切です。

(※1)参考:ACOG「Dysmenorrhea: Painful Periods

出血量が多く漏れが心配なとき

出血量が多く、漏れが心配な日は、無理にレッスンへ参加しなくてよいです。不安が強いまま動くと、フォームや呼吸に集中しにくくなります。

CDCでは、2時間未満でナプキンやタンポンを交換する必要がある状態などを、重い出血の目安として紹介しています(※1)。このような状態に近い日や、漏れへの不安が頭から離れない日は、休むことも選択肢に入れましょう。

生理用品を準備しても不安が大きい場合は、レッスンの質を保つためにも無理をしないことが大切です。安心して動ける日に参加したほうが、体にも気持ちにも負担が少なくなります。

(※1)参考:CDC「About Heavy Menstrual Bleeding

めまい・吐き気・貧血感があるとき

めまい、吐き気、ふらつき、貧血感がある日は、レッスンを控えて休みましょう。立ち上がるだけで不安定に感じる状態では、マシンやマットでの動きが負担になる場合があります。

レッスン中にこうした症状が出た場合も、すぐに動きを止めてインストラクターへ伝えてください。「途中で止めるのは申し訳ない」と考えず、体調を守ることを優先しましょう。

NHSでは、出血量が多い状態が生活に影響している場合や、強い痛みがある場合は医師に相談する目安として紹介されています(※1)。気になる症状があるときは、自己判断で運動を続けず、婦人科などに相談してください。

(※1)参考:NHS「Heavy periods

生理中のピラティスで漏れや不安を減らすための事前準備

生理中にピラティスへ参加する場合は、レッスン前の準備で不安を減らせます。特別なことをするより、普段から使い慣れたものを選び、安心して動ける状態を整えることが大切です。

準備のポイントは、以下のとおりです。

  • ナプキンやタンポンは使い慣れたものを選ぶ
  • レギンスは濃い色や透けにくさで安心感を高める
  • レッスン前後は冷えと水分不足に気をつける

レッスン当日に慌てないよう、持ち物や服装は事前に確認しておきましょう。

ナプキンやタンポンは使い慣れたものを選ぶ

生理中のレッスンでは、普段から使い慣れているナプキンやタンポンを選びましょう。当日に初めて使うアイテムを試すと、違和感や漏れへの不安が出やすくなります。

レッスン前に交換しておく、予備をポーチに入れておくなど、小さな準備でも安心感は変わります。タンポンを使う場合は、製品の説明に従い、無理な長時間使用にならないよう注意してください。

どちらを使うか迷う場合は、動きやすさよりも「自分が安心できるか」を優先しましょう。不安が残る日は、休む・振替を検討することも自然な判断です。

Q
生理中に参加する会員さんから、事前準備として実際に役立ったと聞く工夫があれば教えてください
インストラクター
Pilates Mee 難波

「暗めの色のウェアを選ぶと安心して動けた」「締め付けの少ないウェアにすることでお腹まわりの不快感が少なかった」といったお声をよくいただきます。

レギンスは濃い色や透けにくさで安心感を高める

レギンスは、濃い色や透けにくい素材を選ぶと安心感を高めやすくなります。漏れが気になる日は、黒や濃紺などの色を選ぶだけでも、視線への不安を減らせます。

ピラティスでは脚を開いたり、仰向けになったりする動きがあります。そのため、薄い色や透けやすい素材だと、体調以外のことが気になって集中しにくくなる場合があります。

服装全体を細かく整える必要はありません。「今日は濃い色のレギンスにする」と決めておくと、当日の迷いを減らせます。

レッスン前後は冷えと水分不足に気をつける

生理中に参加する日は、レッスン前後の冷えと水分不足に気をつけましょう。体が冷えたり、水分が足りなかったりすると、だるさや不快感を強く感じる場合があります。

移動時は羽織れるものを用意し、レッスン中はこまめに水分をとるようにしてください。レッスン後に予定を詰め込みすぎず、体調を見ながら過ごすことも大切です。

準備は「漏れを防ぐため」だけではありません。生理中でも安心してレッスンに向かえる状態を整えることが、無理のない参加につながります。

生理中のピラティスで意識すべきこと

生理中のピラティスで意識すべきこと

生理中のピラティスでは、通常よりも負担を感じやすい動きを控えめにしましょう。大切なのは、禁止リストを覚えることではなく、その日の体調に合わせて強度や姿勢を調整することです。

意識したいポイントは、以下のとおりです。

  • お腹を強く圧迫する動きは控えめにする
  • 頭を下げる姿勢や長いキープは無理をしない
  • 呼吸を止めずゆっくりした動きに切り替える
  • 少人数レッスンでは体調を伝えて調整してもらう

どの動きも、つらさが出たら我慢せずに調整することを前提にしましょう。

お腹を強く圧迫する動きは控えめにする

お腹を強く圧迫する動きは、生理中につらさを感じやすい場合があります。腹部の張りや痛みがある日は、無理に深く曲げたり、強く丸めたりしないようにしましょう。

たとえば、体を小さく丸める動きでお腹に圧迫感が出る場合は、可動域を狭くする、回数を減らす、別の動きに変えるなどの調整があります。痛みを我慢して続ける必要はありません。

ピラティスは、強く動くことだけが目的ではありません。その日に心地よく動ける範囲を探すことも、レッスンの大切な受け方です。

頭を下げる姿勢や長いキープは無理をしない

頭を下げる姿勢や長いキープは、ふらつきや気分の悪さが出やすい日に無理をしないでください。体の向きが大きく変わる動きは、普段より負担に感じることがあります。

気分が悪くなりそうなときは、頭を高い位置に戻す、キープ時間を短くする、いったん座って休むなどの対応をしましょう。レッスン中でも、途中で姿勢を変えることは自然なことです。

少しでも違和感がある場合は、早めにインストラクターへ伝えてください。「様子を見ながら進める」という姿勢が、生理中のレッスンでは特に大切です。

呼吸を止めずゆっくりした動きに切り替える

生理中は、呼吸を止めずにゆっくり動くことを意識しましょう。力みながら動くと、お腹まわりへの負担を感じやすくなる場合があります。

いつもよりペースを落とし、息を吐きながら動くと、体の状態に気づきやすくなります。通常の負荷についていくことより、自分が安心して続けられる速さを選んでください。

呼吸が浅くなる、力みが抜けない、痛みが強くなると感じたら、いったん休みましょう。ゆっくり動くことは、手を抜くことではなく、体調に合わせた調整です。

少人数レッスンでは体調を伝えて調整してもらう

少人数レッスンでは、体調を伝えることで動きや負荷を調整してもらいやすくなります。生理中であることを詳しく話す必要はなく、「今日はお腹に違和感があります」「強い動きは控えたいです」と伝えるだけでも十分です。

インストラクターは、動作の回数やキープ時間、姿勢の深さを見ながら調整できます。体調を隠して頑張るより、先に共有したほうが安心してレッスンを受けやすくなります。

不調がある日は、できた量よりも無理なく終えられたかを大切にしましょう。少人数の環境を活かして、自分の状態に合う受け方を相談してみてください。

ピラティスを生理中に行うときによくある質問

生理中のピラティスで迷いやすい疑問にお答えします。どの質問も、体調を最優先にすることを前提に判断しましょう。

よくある質問は、以下のとおりです。

  • 生理2日目でもレッスンに参加できますか?
  • ナプキンとタンポンはどちらがよいですか?

不安が残る場合は、無理に参加するより休む判断を優先してください。

生理2日目でも、体調がよければ強度を下げて参加を検討できます。ただし、出血量や痛みが強い日は、体調が悪い場合は休む判断を優先しましょう。


日常生活は問題なく送れていても、レッスンでは普段より疲れやすい場合があります。参加する場合は、無理に通常通り動かず、回数や負荷を控えめにしてください。


「2日目だから必ず参加できる」「必ず休むべき」と決めつける必要はありません。その日の痛み、出血量、眠気、不安の強さを見て判断しましょう。

ナプキンとタンポンは、普段から使い慣れていて安心できるものを選ぶのが基本です。どちらか一方が生理中のピラティスに必ず適しているとは言い切れません。


レッスン前に交換しておく、予備を持っていく、濃い色のレギンスを選ぶなどの準備で、不安を減らしやすくなります。初めて使うアイテムは、違和感が出る可能性があるため、レッスン当日に試すのは避けたほうが安心です。


それでも漏れや違和感が心配な場合は、休む・振替を選ぶこともできます。自分が安心して動ける状態を基準にしましょう。

Q
体調共有があった会員さんに対して、レッスン中にどのような声がけや確認を行っていますか?
インストラクター
Pilates Mee 難波

体調の共有をいただいた際は、レッスン中もこまめに体調を確認するようにしています。特に水分補給のタイミングでは、顔色や様子を見ながら無理をしていないか確認し、その日の状態に合わせて負荷や種目を調整するよう心がけています。

生理中のピラティスは体調を最優先にして判断しましょう

生理中のピラティスは、体調がよい日であれば無理のない範囲で実施できる場合があります。一方で、強い痛み、多い出血、めまいや吐き気がある日は、休む判断を優先してください。

参加する場合も、通常通りに動く必要はありません。生理用品や服装を整え、呼吸を止めず、負荷や姿勢を調整しながら進めましょう。

症状が強い、毎月つらい、いつもと違う不調がある場合は、婦人科などに相談することも大切です。体調を最優先にして、参加・休息・相談の中から、その日に合った選択をしてください。

難波 郁美
難波 郁美
ピラティスインストラクター
Pilates Meeブログ運営・執筆者
Pilates Meeではインストラクターの指導に加え、バックオフィス業務や研修、記事執筆を担当。現場での経験やお客様の声をもとに、ピラティスが初めての方でも安心して取り組めるような情報発信を心がけています。
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